学力お助け.COMは数学を通してあなたが「賢くなる」のが目的です。賢くなると、他教科の勉強だけでなく、いろんなことにその頭を使えます。だから Be
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「かしこ」というのは関西で「賢い」「賢い人」「賢さ」などの短縮形です。十返舎一九の「道中膝栗毛」にも「かしこ」の記述がありますから少なくとも江戸時代には使われていたのでしょう。ときには「計算高い」とか嫌味で使われるときもありますが、おおむね好意的に使われます。どちらかというと、とんち、ナイスタイミング、秀才よりも天才、訳が分からないけどおもしろい、そのような感覚に親和性が高い言葉のような気がします。
例えば、A君は塾に行ってないけれど、クラスではトップクラスの成績である。ガリ勉ではないし、むしろスポーツマンタイプである。
こんな時に使われるのは「A君は賢いからできるのだ」 関西弁で「A君は塾に行っていないけど、かしこやから…」といったりします。塾に行っていたとしても、よくできる理由は「賢いから」とA君の周りの連中はいいます。
彼らは「塾に行っているから」とはいいません。行っていたとしても、賢いからA君はトップクラスにいるのだ」といいます。A君がよくできるのには、本能的に何か持っていると感じているのです。その何かを「賢い」という単語で表しているのです。
賢いからよく理解できる、賢いから難しい問題も解ける。「かしこ」だから解けるのであれば「かしこ」になればいいのです。
このサイトの注意点は3つだけです。
1.数学だけで全てが賢くなるわけではありません。「かしこ」の種は身の回りにたくさんあります。
2.「かしこ」の頂上は分かりません。その人が最高点だと思ったところで決まります。まだ先があるかもしれないと思う人にとっては、無限に賢くなる道が開かれています。
(かしこへの道)それは成長に終わりなしです。
3.「かしこ」になるには、正しいもがき方・苦しみ方を知る必要があります。そうしないと「あきらめれば」という囁きに惑わされます。
勉強の世界は、お金を払ったら,なにがしかのものが買える(獲得できる)、1時間働けば1時間分の給料がもらえるという経済や効率が支配する世界とは違います。同じ物差しで動いていると勘違いしていると,勉強で苦しむことになります。
勉強は職人の時間と同じです。ある技量に達するまでがつらいのです。その期間は1週間かもしれませんし、3か月たってようやく霧が晴れそうだ,というのもあります。学校で勉強したことが,伏流水となって10年後にしみ出すこともあるのです。
ある時期が来ると,「そんなことだったのか」と急に分かり出すときが必ずきます。同じ問題を解いていても、昨日の自分と違う自分が問題文を読んでいる、手が動き出している。そのときあなたはかしこの階段を上がったのです。
では、このサイトがあなたのお役に立てますよう。
学力お助け.COM管理人
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